山梨大病院の手術中、患者を盗撮した疑い 勤務していた看護師を逮捕

棟形祐水 池田拓哉

 手術中の女性患者をカメラで撮影したとして、山梨県警は29日、看護師の田辺皓輔(こうすけ)容疑者(31)=昭和町=を性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで逮捕し、発表した。山梨大学は同日、田辺容疑者が当時、山梨大医学部付属病院(中央市)で勤務していたことを明らかにした。

 県警などによると、田辺容疑者は昨年9月6日、同病院の手術室で、30代女性をカメラで撮影した疑いがある。県警が別の盗撮事件の押収品を調べていたところ発覚し、事情を聴いていた。容疑を認めているという。

 病院によると、田辺容疑者は2019年4月に採用され、今年1月に「一身上の都合」を理由に突然退職した。29日昼過ぎに県警南甲府署から連絡があり、田辺容疑者の逮捕を知ったという。担当者は取材に「捜査中なので、仕事内容については話せない」と話した。

 同大は同日、「医療人としてあるまじき行為で、極めて遺憾であり厳粛に受け止めています」などと謝罪する文書をホームページに掲載した。(棟形祐水、池田拓哉)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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