山梨県警の警視が盗撮容疑 「数年前から繰り返した」

 電車内で女性のスカートの中を盗撮したとして、山梨県警は11日、県警生活安全部の男性警視(59)を県迷惑防止条例違反容疑で甲府地検に書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見をつけたという。警視は停職6カ月の懲戒処分を受け、同日付で依願退職した。

 県警は所属を明らかにしていないが、捜査関係者によると、警視は生活安全部参事官で、署長経験者だった。

 監察課によると、警視は10月9日午前7時半ごろ、通勤中のJR身延線の電車内で、座っていた10代女性のスカートの中を小型カメラで盗撮した疑いがある。調べに「数年前から盗撮を繰り返した。女性の下着に興味があった」と容疑を認めているという。

 不審に思った女性が警察に相談し、特徴などから警視を特定した。カバンからぶら下げた小型カメラで盗撮したとみられる。県警は小型カメラ5台を押収。警視のパソコンには盗撮したとみられる動画や画像が多数保存されていた。

 大泉雅昭警務部長は「幹部職員がこのような事件を起こし、誠に遺憾。職員に対する指導・教養を再徹底し、信頼回復に努めていく」とのコメントを出した。(玉木祥子)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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