1945年8月に長崎市に投下された原子爆弾で被爆し、2019年の長崎平和祈念式典で被爆者代表として「平和への誓い」を読み上げた山脇佳朗(よしろう)さんが17日、肝内胆管がんと肝細胞がんで、長崎市内の自宅で亡くなった。88歳だった。葬儀は家族で営んだ。喪主は次女の後藤真美子さん。
山脇さんは長崎市出身。11歳の時、爆心地から2・2キロの自宅で被爆した。会社を退職後の90年代から語り部として活動した。独学で英語を学び、外務省の「非核特使」に任命されて海外で被爆体験を伝えた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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