高知県は12日、ユリ科の花「グロリオサ」の球根を食べたとみられる県外の70代男性が食中毒を発症したと発表した。男性は入院しており、重症という。
県によると、男性は4日、越知町の実家の畑で観賞用で育てていたグロリオサの球根を誤って食べたとみられる。4日夜に下痢や嘔吐(おうと)などを発症。翌日から自宅療養していたが、症状が悪化したため再検査し、7日に救急搬送された。
グロリオサの球根は、山芋と見た目が似ている。特に球根に有毒物質のコルヒチンを多く含むという。
県内でグロリオサが原因の食中毒が発生したのは2006年8月以来。この時は70代男性が死亡した。県は、野菜と観賞植物を一緒に栽培しないことなど、注意を促している。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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