北海道はいま、山菜採りのシーズンだ。北海道でタケノコと言えば細長いネマガリダケ。煮ても焼いてもおいしく、多くの人が山に分け入る。ところが夢中になるあまり、遭難する人も相次いでいる。命を守るため、北海道警は「三種の神器」を活用するよう呼びかけている。果たして三つの道具とは。
第一の神器 600メートル離れても聞こえる笛
「ピー」という音が山中に響いた。これが一つ目の道具、ホイッスルだ。600メートルほど離れていても音が聞こえてきた。
拡大する山菜を採りに行く人に「こういう明るい色の服がいいです」と声をかける警察官=2020年6月17日午前6時54分、札幌市南区
札幌市南区定山渓の中山峠で6…
980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル