山車にひかれ、誘導役の男性死亡 大分の臼杵祇園まつり

 12日午後8時20分ごろ、大分県臼杵市で、同日開幕した「臼杵祇園まつり」の山車に男性がひかれた、と119番通報があった。県警臼杵津久見署によると、臼杵市臼杵の介護スタッフ、河村辰彦さん(54)が市内の病院に搬送されたが、13日午前1時ごろ、死亡した。死因は出血性ショックだった。

 まつり実行委員会などによると、約50人で引く山車の誘導をする「宰領(さいりょう)」と呼ばれる役だった。2基の山車が勢いよく交差する「辻出会い」の最中に転倒し、ひかれた。山車は幅約2メートル、長さ約8メートル、高さ約5メートル。重さは数トンになるという。

 臼杵祇園まつりは、大分県の三大祇園祭とされ、県の無形民俗文化財に指定されている。20日まで開かれる予定だが、実行委は今後の日程について、13日に協議して決める。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment