岐阜の「蜂蜜アイドル」ご当地ハチミツPR 5人組、ミツ採取も体験

 岐阜市を拠点に活動する5人組アイドルグループ「蜂蜜★皇帝(はちみつエンペラー)」が、柳ケ瀬商店街の飲食店と協力し、ハチミツ入りのメニューを開発した。メンバーは、商店街のビル屋上にある養蜂場でハチミツを採取する作業にも挑戦。ハチミツ愛を前面に押し出し、地元の養蜂業と商店街の活性化に動き出した。

 蜂蜜★皇帝は、岐阜発の「メルヘンロックアイドル」として2015年11月に結成。はちペラの愛称で東海地方を中心に全国でライブ活動を展開。昨年は「岐阜市観光宣伝隊」にも任命された。

 柳ケ瀬では10年から3階建てのビルの屋上で、商店主らでつくるグループ「878(やなはち)倶楽部」が養蜂を始めた。飼育するセイヨウミツバチは約2万匹。金(こがね)公園や金華山などで採取した花粉や蜜のハチミツを販売している。

 県によると、明治時代にミツバチを継続的に飼育できる養蜂技術が伝わり、県内は「近代養蜂発祥の地」と呼ばれるほど養蜂業が盛んになった。現在も全国有数の産地で400軒近い養蜂家が年間100トン余りのハチミツを製造している。

 今回は、デビューから7年を迎え、蜂蜜を名乗る地元アイドルとして養蜂業を盛り上げようと企画。8月には878倶楽部の協力で、ビル屋上でのハチミツ採取も体験した。

 味わい深いおいしさと、作業の大変さを実感したというリーダーの百未(ももみ)葵さんは、「商店街のど真ん中でハチミツが採れると思わなかった。蜂アイドルとしてもっとたくさんの人に伝えていきたい」と決意した。

 採取したハチミツを瓶詰にして販売するほか、商店街にある居酒屋「わらっとこNEO柳ケ瀬店」の協力を得て、ハチミツを使ったメニュー開発に取り組んできた。「はちペラコラボメニュー」の第1弾として13種類が完成し、10月10日から販売を始めた。

ハチづくしのコラボメニュー、特典も

 チーズやハチミツ、そしてへ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment