岐阜県下呂市は17日、同市営の観光施設「下呂温泉合掌村」の事業会計で、約2千万円の使途不明金があったと発表した。2019年度の決算処理の中で発覚し、当時の男性会計担当者(52)が毎月市に提出する通帳のコピーが改ざんされていた。担当者は16日の市の聴取後に行方不明となっており、市は同日、下呂署に捜索願を出した。
下呂市は18年度以前の会計処理でも不正がなかったかどうか調べる。
合掌村は、岐阜県白川郷などから移築した10棟の合掌家屋で集落を再現するなどしており、年間約19万人が訪れる。
山内登市長は「綱紀粛正を徹底し、再発防止を図る」とコメントした。
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