岐阜県岐南町の小島英雄町長(73)が複数の女性職員にセクハラを行っていたとの報道を受け、小島町長は18日に記者会見し、「町民や関係者をお騒がせし、深くおわびする」と謝罪した。職員の頭をなでたり、尻や手を触ったりしたことを認め、職員へのねぎらいや、身だしなみを注意する意図だったと説明。辞職は否定した。
18日公開の「文春オンライン」が、小島町長が女性職員の下半身に触ったり、胸元が見えるような姿勢を取らせたりしたと報じた。
小島町長は会見で、尻を触ったことについて、「どいてくれと、ポンとやった。その子にはその場で謝った」と説明。「激励の意味で頭を触った」「派手なネイルは公務員として不適当と思い、手を触った」と、複数の職員の体に触れたことを認めた。
服装については、「下着が透けている」「胸元が見える」などと発言したこともあったという。小島町長は「不快に思っているのであれば、本当に申し訳なかった」と述べた。
町は15日に副町長を本部長とする「危機管理対策本部」を設置。今後、第三者委員会を設け、事実関係の調査を検討する。
小島町長は元町議で、4回目の挑戦だった2020年10月の町長選で初当選した。次点の候補者とは4票差だった。(保坂知晃)
「頑張った職員の頭をなでるくせがある。いやらしく触ってはいない」
小島英雄町長は18日夜、複数の女性職員にセクハラをしていたと報じられたことを受け、記者会見した。主なやりとりは次の通り。
――セクハラ行為が報じられた。事実関係を。
私の就任後、職員の服装は乱れ、私語もおおっぴら、ジュースも飲んでいた。これではいけないと、心得を職員に示した。
――女性職員の体を触ったのか。
下半身に触ったことはない。それは心得ている。町民のため頑張っている職員の頭をなでた。下着が透けているとは言った。
――町長の職を辞職しないか、続けるのか。
その点は第三者委員会の結論…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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