きょう(17日)、日本付近は、広い範囲で大気の状態が不安定となっています。このため、東北地方の山沿いを中心に所々で雨雲が発生していて、落雷も観測されています。今後、夜にかけて、全国的に急な雷雨や落雷、突風に注意が必要です。
雨雲や雷雲が発生中
きょう(17日)、本州の上空には寒気が流れ込んでいます。その一方で、地上付近の気温が上昇していることに加え、南からは湿った空気が流れ込んでいる影響で、広い範囲で大気の状態が不安定となっています。このため、きょうは午後になってから岩手県など、東北地方の山沿いを中心にあちらこちらで雨雲が発生しており、落雷を観測した地点もあります。
このあと今夜にかけて、東北地方だけでなく、北海道から九州、沖縄のあちらこちらで雨雲や雷雲が発生する見込みです。局地的にはバケツをひっくり返したような雨が降ることもありますので、空模様の急変にお気をつけください。
tenki.jpの雷レーダーのページを活用して
tenki.jpのサイトでは、本日から雷レーダーの実況と、1時間先までの予測の情報を利用できるようになりました。実況では、落雷や雲放電(地面まで届かない雷)の観測状況が確認でき、予測では発雷の可能性を「活動度」のランクとして確認できます。お出かけ前や、お出かけ先などで空模様が気になる際にぜひご利用ください。
※なお、急に雷雲が発達することもあり、活動度の出ていない地域でも天気の急変には注意する必要があります。
日本気象協会 本社 日直主任
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