岸信夫防衛相は18日午後、静岡県熱海市の土石流が起きた現場や自衛隊の宿営地などを視察した。視察後、記者団に「関係省庁、自治体と密接に連携し、いまだ安否不明の方々の人命救助に引き続き対応して参りたい」と語った。
防衛省によると、3日の災害発生時からのべ6千人超の自衛官が現場で活動。この日も現場に約340人、重機14両を投入して人命救助活動を行った。
岸氏は熱海市内の宿営地で隊員が寝泊まりをするテントも視察した。担当者によると、テント内に通常4人分のベッドが設置可能だが、新型コロナウイルス対策のため2人分に絞り、ビニールの間仕切りをぶら下げているという。
岸氏は「新型コロナ対策や暑さ対策を講じつつ、隊員の活動基盤が確保されている」と語った。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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