大村治郎
島根への自虐と愛を込めたアニメ「秘密結社 鷹(たか)の爪」の作者、FROGMANさんが島根県庁を訪れ、2024年版「鷹の爪×島根自虐カレンダー」の発売を丸山達也知事に報告した。
自虐カレンダーは11年に発売を開始。地元だけでなく、全国規模で人気がある。これまで「日本で47番目に有名な県。」「定休日じゃないです。人がいないだけです。」などの自虐ネタで島根をPRしてきた。
FROGMANさんは、錦織良成監督の映画「白い船」(02年公開)の制作スタッフとして来県したことなどをきっかけに島根に好感を持つようになり、県のふるさと親善大使「遣島使(けんとうし)」も務めている。
今回は八百万(やおよろず)の神が出雲に集まるとされる旧暦10月の「神在月(かみありづき)」を念頭にした「人口860万人以上(神様含む)」や、人口の少なさを逆手に取った「実は海がすっごくキレイ!…人がいないから」などの自虐コピーで島根を楽しく紹介している。
FROGMANさんは今回のカレンダーについて「若い人も楽しめるように、かわいいデザインにした。ぜひ手に取ってほしい。自虐ネタは尽きない」と話す。カレンダーは卓上版で、税込み1320円。県内の書店や道の駅のほか、ネット通販のAmazonなどで購入できる。(大村治郎)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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