飼い主の元から脱走し、千葉県佐倉市の線路沿いの急斜面にすみ着いて話題となったメスの子ヤギ「ポニョ」。捕獲後の昨年8月に同市の自然体験施設「佐倉草ぶえの丘」に引き取られてから約1年が経った。小雨が降っていた5日、ポニョは山梨県の木工作家の女性から「雨よけに」と届けられた小屋の中で過ごしていた。体は一回り大きくなり、ほかのヤギ8頭とともに暮らしている。
ポニョは生後3カ月だった昨年5月に柵を越えて逃げ出し、京成佐倉―京成臼井駅間の高さ20メートルほどの斜面に約3カ月間すみ着いた。飼い主らがヤギの習性を利用した捕獲作戦を3度試み、ようやく保護。その後、同施設がポニョを飼育することになった。
同施設職員の西野剛史さん(…
この記事は
残り:466文字/全文:792文字
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment