長野県大桑村野尻の阿寺川で13日午後4時ごろ、「知人2人が川に流された」と女性から119番通報があった。同県松本市から観光で訪れていた20代の男女2人が流され、県警や消防が捜索したところ、約1時間後に250メートルほど下流で沈んでいる女性を発見した。女性は病院に搬送されたが、午後7時ごろに死亡が確認された。14日午前11時ごろ、さらに100メートルほど下流で男性が見つかり、死亡が確認された。
木曽署によると、女性は松本市旭の大学3年生、小林晶歩(あきほ)さん(22)、男性は同市本庄2丁目の医師、尾崎太一さん(27)。岩場で遊んでいた際、小林さんが川に転落し、尾崎さんが助けに川に入った可能性があるという。通報した女性を含め、3人で訪れていた。
現場は県南部にある人気の景勝地・阿寺渓谷を流れる川で、JR中央線野尻駅の西に約2キロの地点。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル