川崎市多摩区登戸新町の路上で先月28日、カリタス小の児童や保護者ら20人が殺傷された事件を受け、多摩署と住民、市が街の安全確保に向けて意見交換をする緊急会議が3日、多摩区役所であった。事件が起きたことを忘れないよう、毎月28日を「区子ども見守りの日」(仮称)とし、警官や住民による巡回を強化する日にすることを決めた。
会議は区と署が共催し、防犯団体や町内会などの計15人が参加。非公開で約1時間実施した。区によると、住民側は事件後の見守り活動強化の状況を報告。署は事件概要や対策を説明し、不審者情報の発信強化も約束したという。
「見守りの日」制定は署が提案したといい、会議終了後、加藤和男署長は「街全体で見守りの機運を高めたい」と語った。また、荻原圭一区長は「見守り強化に必要な(防犯団体などの会員がそろいで着る)ベスト購入など要望があれば、対応したい」と話した。(斎藤茂洋)
川崎市多摩区の路上でカリタス…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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