小池百合子・東京都知事は8日、エジプトで開催されている国連の気候変動会議(COP27)の会合に参加し、水素エネルギーを活用するため、都内にパイプラインなどの供給網をつくる構想を明らかにした。
小池氏は再生可能エネルギー由来で環境負荷が小さい「グリーン水素」をテーマにした会合に出席。「東京都はグリーン水素を脱炭素社会実現のための柱と位置づけていく」と述べた上で、「世界中で作られたグリーン水素を受け入れるため、基幹パイプラインを含めた供給体制を構築する考えがある」と発言した。
オリパラ選手村でも水素活用
都によると、海外から神奈川県の川崎港に運んできた水素を、臨海副都心までパイプラインを敷設して都内に供給するという構想。都はまず、2023年度予算に計画の調査費を盛り込むことを検討している。
臨海部の晴海地区(中央区)…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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