11日午前3時25分ごろ、大阪府枚方市岡東町の京阪枚方市駅前の再開発工事現場で、現場責任者の男性から「作業員がけがをした」と119番通報があった。大阪府警や枚方寝屋川消防組合によると、現場で作業をしていた大阪市城東区の自営業、渡壁穣さん(39)が落下した鉄骨に挟まれ、府内の病院に搬送されたが約1時間半後に死亡した。
枚方署によると、落下した鉄骨は長さ約7・5メートル、重さ約2トン。当時、クレーン車でトラックの荷台から高さ約90センチの台に鉄骨を移す作業中だった。渡壁さんは鉄骨とクレーンを固定する金具を外していたところ、何らかの原因で台から鉄骨が落下したという。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル