全国唯一の特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)のトップとナンバー2が殺人罪などに問われた公判の被告人質問が30日に福岡地裁で始まる。2人は何を語るのか。検察側と弁護側が真っ向から対決する注目の裁判は、大詰めを迎える。
工藤会は福岡県に拠点を置く五つの指定暴力団の一つ。トップの総裁を野村悟被告(73)、ナンバー2の会長を田上不美夫被告(64)が務める。これまで市民や企業を狙った事件に関与したとして、多くの組員が有罪判決を受けてきた。
これらのうち両被告が関与したと検察側が主張する四つの市民襲撃事件が今回の公判で審理されている。
一つ目は1998年に北九州市…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル