左右違う靴下はいて多様性を認め合おう 高校生が昼休みにイベント

永井啓子

 【京都】左右異なる靴下をはいてお互いの個性や多様性を尊重し合おう――。城陽高校(城陽市)で1日、英国などで行われている「Odd Socks Day(ペアになっていない靴下の日)」にならったイベントが初めて開催された。

 きっかけは今年2月、同高英語教諭の近藤いずみさんが、朝日新聞の「声」欄に掲載された投稿を読んだことだった。投稿には、この取り組みを報じたロンドン特派員の「特派員メモ」の感想がつづられていた。顧問をしているESS部の生徒らに話すと「やってみたい」と喜んで応じ、他の教員や生徒の協力も得てポスターなどを作って校内に知らせてきた。

 参加者は、昼休みに空き教室に集まり、合言葉「Odd Socks Day! We ARE colorful!」と言って菓子をもらったり、記念撮影をしたりした。

 ESS部長で1年の佐古里瀬華さん(15)は「多くの人が参加してくれてうれしい。『それぞれの色を大切に』と考える城陽の伝統行事になれば」と話した。(永井啓子)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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