10年間で日本通算98勝をあげた阪神のランディ・メッセンジャー投手(38)の引退会見が18日、兵庫県西宮市内であった。会見の中で、29日の中日戦(甲子園)で引退試合が行われることも明らかになった。
会見の主なやりとりは次の通り。
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まずは阪神タイガースでこういう機会あたえてくださったチーム、球団関係者のみなさまに感謝したい。本当はまだやりたい気持ちもありますけど、自分の体が、腕がもう潮時だと言っているので、今がそのときだと思い、決断しました。
――今の心境は。
いつかこの日が来るというのは分かっていたが、想像していた以上につらいというか、寂しいというかいろんな思いがある。
――引退は誰かに相談したか。
家に帰って奥さんと相談したけど、基本的には自分。自分が決めることだと思うので、自分の気持ち、体と相談して決めた。
――日本での通算100勝目前で、難しい判断だったのでは。
自分の数字を見てくれたら分かるが、98勝84敗。その中で勝敗がつかないのが81ある。その81の中の二つが勝ちになってくれたらと思うと、非常に「ちくしょう」という思いはある。だけどそれも野球。今年の目標のひとつで100勝というのは達成したかったし、大きい目標でいえば外国人最多勝利も目指していたので、来年もう一年やりたいというのはあった。それができないのは悔しい。
――阪神のエースとしてうれしかったことと、悔しかったことは。
タイガースとジャイアンツが最大のライバルと言われる中で、2014年のクライマックスシリーズで東京ドームで4連勝したのは印象に残っている。つらいことはいっぱいあったが、最下位で終わった年は一番つらかった。
――甲子園はどんな場所だった…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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