巨大地震発生に備え、9日午前10時半、奈良県内で一斉地震行動訓練「ナラ・シェイクアウト」が行われた。事前の集計で県庁や学校、企業などで計約11万4千人が参加。机の下に隠れるといった防災行動を確認した。
シェイクアウトは、地震発生直後から揺れが収まり、避難行動をとるまでの防災訓練。県内では平成26年から毎年行われており、今回は県内を震源域とした震度7の地震が発生したとの想定で実施した。
奈良市役所では放送が流れると、職員らが(1)姿勢を低くして(2)頭を守り(3)揺れが収まるまで動かない-という基本行動をとって身を守った。
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