公道を使った日本初のカートレースと銘打った「A1市街地グランプリGOTSU2020」が20日、島根県西部にある江津(ごうつ)市で開かれた。商店や住宅が立ち並ぶJR江津駅前の道路を11台のカートが疾走。沿道で大きな歓声が沸いた。
市街地で行われるレースはF1のモナコグランプリなどが有名だが、今回、江津市街地を駆けたのは最高時速60キロほどのカート。「A1」には「Anyone=誰もが」の意味を込め、競技参加者や観客、支える人すべてが新しいことにチャレンジすることを目的にしている。駅周辺の783メートルの周回コースは市道や県道、国道がまじり、2車線もあれば中央車線のない狭い道も。コース両側にはイタリアから取り寄せた高さ約50センチの安全防護帯を設置した。
プロレーサーらが乗る11台による予選と決勝があり、12時40分からの決勝ではコースを20周し順位を競った。コーナーでは複数台が連なってなめらかなカーブを描いて回り、沿道で声援を送る観客の前をエンジン音をたてて通り過ぎた。
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2種類
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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