市議会で小学校名が一転、戸惑う市長 「次善の策」市民団体側は評価

 鳥取県倉吉市立成徳、灘手小学校が統合して、今春開校する新校名は結局、「至誠」でも「打吹至誠」でもなく、「成徳」となった。急転直下の結末に、市関係者からは戸惑いの声が上がった。

 17日の市議会臨時会で、広田一恭市長は、昨年12月に地域住民らによる統合準備委員会がまとめた「打吹至誠」を新校名として盛り込んだ、改正学校設置条例案を提案した。広田市長は提案説明で、「『打吹』『至誠』ともにそれぞれ(2小学校区)の地域の思いが込められた適切な案」と述べた。

 だが改正条例案への質疑の後、佐藤博英市議(共産)が新校名は「打吹」とする修正動議を、藤井隆弘市議(くらよし)が「成徳」とする修正動議を、それぞれ出した。

修正動議、提案の理由は

 佐藤市議は、市民への公募で…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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