石川県の谷本正憲知事は26日の県議会で、東京五輪の聖火リレーで県内のPRランナーとして走る予定だった俳優の常盤貴子さんがランナーを辞退したことを明らかにした。仕事で都合がつかなくなったことが理由だという。後任のランナーは、俳優の若村麻由美さんが務めるという。
常盤さんは能登半島が舞台のNHKの連続テレビ小説「まれ」に出演するなど石川と縁があり、ランナーに選ばれていた。県内の聖火リレーは5月31日と6月1日に開かれ、常盤さんは1日の最終ランナーとして石川県七尾市の最終区間を走る予定だった。
若村さんは、同県七尾市の演劇ホール「能登演劇堂」での舞台に多数出演経験があるという。若村さんは「能登は私にとって演劇のふるさとであり、能登の里山里海に感謝を込めて、みんなの希望の聖火をつなぎます」と県を通じてコメントを発表した。
県のPRランナーは他に金沢市出身でロンドン・オリンピック柔道女子金メダリストの松本薫さんがいる。(岡純太郎)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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