平安京と遷都争った? 「栗原京」伝説で地域おこし 栗の植樹も

 古代、都の候補地に挙がるほど栄えていた――。そんな伝承をテコに、にぎわいを取り戻そうと、岐阜県垂井町栗原地区の住民らが「シン栗原京実行委員会」を結成した。15日に「栗の市マルシェ」を開く。来年3月には栗の植樹をして、特産品に育てたい考えだ。

 栗原地区は、垂井町南部にある人口1千人ほどの小さな集落だ。人口減少が進み、地元の小学校は全児童数が50人を切った。

 一方で、古代には多くの寺院が立ち並び、794年に桓武天皇長岡京から遷都する際には、平安京とともに候補地に挙げられたという伝承が地元に残る。

 「シン栗原京」のきっかけは…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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