大阪府は17日、府立大と大阪市立大、それぞれの大学院について、府内出身で保護者の年収がおおむね590万円未満であれば学費を全額免除する方針を固めた。それ以上の所得階層にも減免措置を導入し、来年4月入学の学生から実施する。文部科学省によると、中所得層以上に減免措置を適用する事例は全国的にも珍しいとみられる。
吉村洋文知事が「経済事情によらず進学の機会を提供する」と意欲を示していた。ただ府の内部には「公立大だけを対象として府民の理解が得られるのか」との意見もあり、実施に向け丁寧な説明が求められそうだ。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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