年末年始は日本海側では雪や雨の日が多く、大晦日から元日にかけては北日本を中心に大荒れの天気となるおそれがある。
一方、太平洋側の各地は年末は雨の降る日があるものの、年明け三が日はよく晴れて、初日の出も見られる所が多くなりそうだ。
2019年 年末の天気
あす28日(土)は北陸や東北の日本海側では雪や雨となるが、太平洋側を中心に晴れる所が多くなる。
29日(日)は日本海側の雪や雨は小康状態になるものの、西日本の天気は下り坂で、九州では午後から、四国や中国、近畿でも夕方以降は雨が降り出す見通し。
30日(月)には東日本にも雨の範囲が広がって、北海道や東北北部でも雨や雪の降る時間がありそうだ。
大晦日の31日(火)は次第に冬型の気圧配置が強まり、北日本の日本海側を中心に大雪や猛ふぶきになることが予想される。
北陸も雪や冷たい雨が降り、非常に強い風が吹いて荒れた天気となるおそれがある。
そのほか晴れ間のでる所でも、全国的に風が強い一日となりそうだ。
気温は全国的に日ごとのアップダウンが大きくなるため、服装選びには注意が必要となる。
2020年 年始の天気
2020年の元日(水)は北日本を中心に冬型の気圧配置が続く。
上空には強い寒気が流れこむため、北日本は日本海側を中心に大雪や猛ふぶきに警戒が必要だ。
北陸も雪となり、山陰など西日本の日本海側にも雪雲の流れ込む所がある見込み。
一方、太平洋側は広く晴れて、元旦は初日の出が見られる所が多くなりそうだ。
ただ、気温が低く、朝の気温は北日本では軒並み氷点下、東日本や西日本でも2℃前後まで下がる所が多い。
今シーズン最も寒い朝を迎える所もありそうだ。
また、日中も気温はあまり上がらず寒さが続くため、初詣などは万全な寒さ対策が必要となる。
1月2日(木)と3日(金)も太平洋側を中心に晴れる所が多いが、この時季らしい寒さが続く見通し。
(気象予報士・多胡安那)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース