年頭所感 自民・二階幹事長「謙虚であり続ける」(産経新聞)

 二階俊博幹事長 年頭所感

 令和2年1月1日 自民党

 あけましておめでとうございます。

 昨年は8月の九州北部豪雨や台風15・19号などにより、全国各地で甚大な被害が発生した一年でした。被災地の一日も早い復旧復興を成し遂げていくために、何よりも大切なことはスピード感です。通常国会では復旧復興対策や経済の下振れリスクの回避、未来への投資を盛り込んだ「令和元年度補正予算案」ならびに「令和2年度予算案」を速やかに成立させることが不可欠です。

 近年、これまでの想定を超えた自然災害が頻発しており、防災・減災、国土強靱(きょうじん)化の重要性はますます増しています。自然災害で一人の命も失わせてはなりません。国民の生命財産を守り抜く防災・減災、国土強靱化を、今後も強力に推進してまいります。

 安倍(晋三)内閣は8年目を迎えました。この間、GDPは65兆円、企業収益は35兆円、国・地方の税収は28兆円、就業者数は384万人も増えています。日米同盟のさらなる強化、平和安全法制(安全保障関連法)の成立、自由、民主主義、基本的人権、法の支配を共有する「価値観外交」の展開などにより、わが国の存在感は確実に高まっています。

 国内外から高い評価を頂いていますが、大切なことは「謙虚」「丁寧」であり続けることです。学ぶべきところは謙虚に学び、正すべきところはしっかりと正していく。こうした姿勢を改めて心に刻み、政治を前に進めていかなければなりません。

 昨年の統一地方選挙と参院議員通常選挙では、国民の皆さまならびに党員・党友の皆さまのご支援、ご協力を賜り、大変良い成績を収めることができました。本年も各級選挙の勝利に向け、党の総力を結集し、戦い抜く決意です。国民の皆さまならびに党員・党友の皆さまのご健勝とご多幸を心より祈念し、新年のあいさつと致します。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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