2016~20年の5年間に交通事故にあった未就学児(幼児)の死者・重傷者が1428人いたことが警察庁のまとめでわかった。6割超の915人が歩行中の事故で、安全確認せずに道路に飛び出したり、保護者の付き添いがなかったりして事故にあったケースがそのうち約半数を占めた。
春の交通安全運動(4月6~15日)を前に同庁が集計・分析した。
歩行中の幼児915人(死者・重傷者)の事故発生状況をみると、時間帯別では、午後4~5時台264人、午後2~3時台178人、午前10~11時台122人など。
自宅から近いところで事故に遭うことが多い傾向で、自宅から50メートル以下が281人(31%)、50メートル超~100メートルが105人(11%)。幼児が50メートル以下で事故にあった割合は、全年齢と比べて約3倍だった。
また、歩行中に事故にあった幼…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル