幼児ら30人がO157に集団感染 島根県出雲市の社会福祉施設

渡辺翔太郎 大村治郎

 島根県は、出雲市内の社会福祉施設で腸管出血性大腸菌O(オー)157の集団感染が発生し、2日までにこの施設に通う幼児29人と職員1人が感染したと発表した。幼児4人が入院しており、このうち1人は腹痛や血便、発熱などの症状が続いているが、いまのところ重症ではないという。

 県によると、6月26日にこの施設に通う幼児1人の感染が判明。30日には、さらに幼児3人の感染が確認された。2日には新たに幼児25人と職員1人の感染が分かったという。県感染症対策室は「いまのところ重症者はいないが、幼児は重症化しやすいので、今後の経過を注意深くみていきたい」と話した。(渡辺翔太郎、大村治郎)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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