きょう5日(水)は、北日本から西日本の広い範囲で大気の状態が不安定となり、局地的に雷を伴って激しい雨が降る見込み。
特に関東甲信では、非常に激しい雨の降る所がありそうだ。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に注意・警戒が必要だ。
きょうは北日本から東日本の上空1500メートルを、氷点下15℃以下の寒気を伴った気圧の谷が通過する見込み。このため、広い範囲で大気の状態が不安定になりそうだ。
北日本から西日本の所々で、1時間30ミリ以上の激しい雨が降り、雷を伴うこともある見込み。また、関東甲信では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがある。
非常に激しい雨が降ると、傘は全く役に立たなくなる。また、水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険だ。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうなどに注意する必要がある。
真っ黒い雲が近づいてきたり、雷の音が聞こえたり、急に冷たい風が吹いたりしたら、積乱雲が近づいているサインなので、建物の中に移動するなど、安全確保に努めたい。
(気象予報士・石上沙織)
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