ハンコを廃止にする?
河野太郎行革担当大臣が国の省庁に求めているのは、書類の“ハンコ廃止”。こうした動きを街の人は、そしてこの地方の自治体の対応はどうなるのでしょうか?先進的な取り組みの自治体もあります。 慣れ親しんだ印鑑がなくなってしまう?
デジタル改革担当大臣は…
24日に平井デジタル改革担当大臣は囲み取材に対して次のように語りました。 「河野大臣からハンコをすぐになくしたいと…」(平井デジタル改革担当大臣)
行革担当大臣は「三文判は…要らない…」
河野行革担当大臣は、29日の会見でも… 「三文判を押す行為は、個人の認証にもならないですから、要らないだろうと思います」(河野行革担当大臣) 河野行革担当大臣は、テレワークが普及する中で、ハンコを押すためだけに出社するケースがあると疑問を呈しました。 ほかにも、例えば稟議書。様々な部署で様々な役職にハンコをもらう必要があり、担当者は、もう大変。 河野大臣は「ハンコをやめられない場合は、その理由を今月末までに提示するよう」各省庁に求めています。
「大事さはみんな知っている」「保管も大変だから…」街の声は
ハンコ廃止の動きに、街の人の反応は・・・ 「日本人としてハンコの大事さはみんな知っている」(60代の男性会社員) 「要るか要らないより、欲しいですね。紙にハンコがあると安心する」(60代の主婦) 「要らないと思います。わざわざ押すのも大変。何種類も揃えないといけないし、それを保管しておくのも大変だから…」(30代の主婦)
この地方の自治体も検討を始める
省庁での「ハンコ廃止」の動き。東海3県や名古屋市は、いずれも押印が不必要な書類を調査中。 法令で押印が決まっている、例えば、婚姻届や出生届などは、廃止の判断が難しいといいます。
“脱ハンコ” 福岡市では約3800種類の申請書を…
全国を見ると、すでに“脱ハンコ”が進んでいる自治体もあります。 福岡県の福岡市では、今月末までに約3800種類の申請書を押印不要にするといいます。 例えば、保育園に入園するための申請書類などの押印が不要になります。 その一方で、婚姻届など、法令で押印が決まっているものは引き続き「ハンコ」が必要だということです。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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