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気象庁は14日午後0時41分、広島県に大雨特別警報を発表した。同日早朝までに長崎と佐賀、福岡の九州3県にも発表されており、対象は4県に広がった。「命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保しなければならない状況」だとして最大級の警戒を呼びかけている。新たに対象となった広島市では13日も一時、大雨特別警報が発表されていた。
九州の対象は14日午前11時15分時点で、福岡県久留米市、小郡市、朝倉市、大牟田市、八女市、大川市、みやま市、大木町、長崎市、長崎県西海市、佐世保市、東彼杵町、川棚町、波佐見町、佐賀市、佐賀県多久市、小城市、鳥栖市、神埼市、吉野ケ里町、武雄市、大町町、江北町、白石町、鹿島市、嬉野市、有田町。
対象地域では「経験したことのないような大雨」となっており、何らかの災害がすでに発生している可能性がきわめて高いという。避難所へ行くことにこだわらず、川や崖から少しでも離れた頑丈な建物の上の階などへの避難が必要となる。外へ出ることも危険な場合は、崖から離れた2階以上の部屋に移動するなど、少しでも命が助かる可能性の高い行動が求められる。(山岸玲)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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