広島の鈴木清明球団本部長は24日、緒方孝市監督が、6月30日のDeNA戦(横浜)で全力疾走を怠ったとして、野間峻祥外野手を平手で複数回たたいたと発表した。今月15日付で球団本部長名で緒方監督に厳重注意をし、NPBに報告した。
緒方監督は同日、コーチ、選手ら全員の前で「申し訳ない」と謝罪をしたという。鈴木本部長によると、緒方監督は試合後に監督室で指導する中で手をあげてしまったという。野間にけがはない。野間は試合後、報道陣の取材に「この件は本部長に任せています」と述べるにとどめた。鈴木本部長によると、野間は「監督の言う気持ちも理解できるので不満はないです。この問題は大きくして欲しくない」と話しているという。
緒方監督は24日の試合後、報道陣に「深く反省しています。本意でないのは、こういうことで選手がプレーしにくい環境を作ってしまったこと。申し訳ない」と謝罪した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル