広島市西区の川岸付近で16日に倒れているのが見つかり、死亡が確認された男児(5)がその直前、川の周辺を1人で歩いている姿が防犯カメラの映像などに映っていたことが捜査関係者への取材でわかった。
男児はこの日、近くの市立保育園の園庭で遊んでいたといい、何らかの方法で園外に出た可能性があるとみられる。
広島県警は18日、男児の死因は水死だったと発表した。
捜査関係者などによると、男児が通っていた保育園には三つの門があり、二つは施錠されていた。正門は園児を迎えに来る保護者らが出入りするが、園の防犯カメラには男児がここから出る様子は映っていなかったという。
園の敷地は植え込みに囲まれているが、隙間が複数ある。一部は植え込みの内側にネットも張られている。
一方、県警が付近の防犯カメラや近くを通った車のドライブレコーダーを調べたところ、園の近くや、男児が倒れていた現場よりやや下流の川沿いで、男児が1人で歩いている様子が確認できたという。
どこから園外に出たかは「わからない」
現場の上流の岩場では、子どものものとみられる泥のついた足跡も見つかった。県警は、男児が川に転落して流された可能性もあるとみている。
県警によると、16日午後0…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル