広島皆実高校のサッカー部員44人が昨年末、さいたま市の浦和東高校で合宿中に体調不良となり、救急搬送された事案について、同市は7日、ノロウイルスによる胃腸炎の集団発生だったと発表した。感染源や感染経路は特定できなかったという。
市食品・医薬品安全課によると、一部の生徒の便からノロウイルスが検出された。体調の不調を訴えたのは、搬送された44人を含む部員・教員ら計55人。全員回復に向かっているという。
部員らが広島県からさいたま市へ移動した昨年12月27日夜から同31日夜までの間、食事をした飲食店では他に同様の不調を訴える人がいなかったことや、飲食店の一部で実施した調理場の検査でウイルスが検出されなかったため、経路を特定できなかったという。
全国高校サッカー選手権大会に出た部員たちは別の場所で合宿しており、無事だった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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