大久保貴裕、宮城奈々
広島県の湯崎英彦知事の後援会が2013、14年、有力支援者から政治団体を介するなどし、実質的に政治資金規正法の上限を超える300万円の寄付をそれぞれ受けていたことがわかった。湯崎氏の事務所は朝日新聞の取材に「違法性の認識はなかった。疑念を与えてしまい申し訳ない」と釈明した。
同法に基づき、政党と政治資金団体以外の政治団体は、個人から年150万円を超える寄付を受けることはできない。
政治資金収支報告書によると、湯崎氏側に寄付をしていたのは有力支援者の男性。政治団体「ゆざき英彦後援会」は13、14年にこの男性から150万円の寄付を受けたほか、別の政治団体から150万円ずつ寄付を受けた。
男性は両年ともこの団体に150万円を寄付しており、団体の両年の収入はほぼこの寄付だけだった。(大久保貴裕、宮城奈々)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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