広島県警は22日、県警本部の留置管理課課長補佐で警部の世羅利男容疑者(54)=広島市安佐北区白木町=を、傷害の疑いで現行犯逮捕したと発表した。「酒を飲みよく覚えていないが、暴力を振るったのは間違いない」と、容疑を認めているという。
県警監察官室によると、逮捕容疑は21日午後11時15分ごろ、広島市南区松原町の居酒屋で、自称高校教諭の知人男性(57)を引き倒したうえ、腹や頭を数回蹴り、拳で顔面を数回殴るなどし、加療日数不詳のけがを負わせたとするもの。
世羅容疑者は21日午後3時ごろから、この知人と飲食店数軒で飲酒。居酒屋の会計時に何らかのトラブルになったという。昨年8月から病気休暇を取り、今年4月18日以降は病気療養で休職中だった。
県警の岩上譲治首席監察官は「警察官としてあるまじき行為。厳正に対処する」との談話を発表した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル