スーパーの床に落ちていた総菜で客が足をすべらせ転んだら、店側の責任か、自己責任か――。利用客の男性(35)が店側に約140万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(長妻彩子裁判官)は8日、「混み合う時間帯で安全確認を強化するべきだった」として、店側に対し約58万円を賠償するよう命じた。
男性は2018年4月12日午後7時半ごろ、仕事帰りに寄ったスーパーのレジ付近で、床に落ちていたカボチャの天ぷらを踏んで転び、右ひざを打撲するなどした。
判決では、消費者庁の調査(09年から7年間)では店舗などでの転倒事故350件のうち約2割が野菜くずなど「落下物」が原因だったことをふまえ、「事故は異例ではない」と指摘した。
さらに、客自らがトングで天ぷ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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