新屋絵理
広島中央署は29日、広島市中区のディスカウントストアで女性客のスカート内を盗撮しようとしたとして、同市東区の男子高校生(16)と同市安佐北区の自称会社員の男(49)を、広島県迷惑防止条例違反(盗撮準備行為)の疑いで相次いで現行犯逮捕したと発表した。ともに居合わせた1人の男性客が取り押さえ、警察に引き渡した。両容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。
署によると、男子高校生は29日午後4時10分ごろ、女性客(20)のスカート内にスマートフォンを向けた疑いがある。会社員の男はその約30分後、別の女性客(16)のスカート内にスマートフォンを向けた疑いがある。
男性客が、男子高校生に声をかけると逃げようとしたため取り押さえ、従業員が110番通報した。駆けつけた警察官に男性客が当時の状況を説明していたとき、会社員の男が不審な動きをしているのに気づき、再び取り押さえたという。(新屋絵理)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル