大阪府の吉村洋文知事は4日、府立高校と支援学校の児童生徒、教員を対象に、校内での性被害に関するアンケートを実施する考えを明かした。府庁で記者団の取材に答えた。
府教育庁によると、平成25年度から年に2回、児童生徒を対象にセクハラや体罰、いじめに関するアンケートを実施しているが、性被害に特化したアンケートはしていない。
文部科学省のまとめによると、わいせつ行為を理由とする公立学校教職員の処分件数は29年度で210件に上り、うち大阪府が20件で最多だった。
吉村知事は「学校は閉鎖的空間で、外に情報が出にくい。懲戒処分は氷山の一角」と指摘。アンケートにより「抑止力になるし、見えない事案が出てくる可能性もある」と述べた。
府教育庁は来年度からの実施に向けて調整するとしている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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