鹿児島県の種子島沖から23~24日に引き揚げられた旧日本軍機を、大分県宇佐市が取得することになった。市内にあった宇佐海軍航空隊の九七式艦上攻撃機(九七艦攻)の可能性があるという。市の平和資料館で公開し、将来は約20億円をかけて建設を計画している「平和ミュージアム」(仮称)に展示する予定だ。
旧日本軍機は、遺骨収集作業の過程で、主翼の一部や操縦席付近などが水深約20メートルの海底から引き揚げられた。機体は相当腐食しているが、展示は可能と宇佐市はみている。市教委の担当者は「尾翼などが見つかれば、宇佐から飛び立ったものかどうかがはっきりする」と期待している。
市は機体の運搬や保存のため…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル