東京・市ケ谷の日本棋院で6日に打たれた第45期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦の最終ラウンドは午後9時40分、羽根直樹碁聖が張栩(ちょう・う)九段に223手までで黒番中押し勝ちし、リーグ成績3勝5敗で残留を決めた。敗れた張九段は2勝6敗となり、名人通算5期を含む18期在籍したリーグからの陥落が決まった。
ともに2勝5敗で、勝った方がリーグ残留、負けた方が陥落するという「平成四天王」同士の“鬼勝負”だった。
終局後、張九段は「勝った碁を含めて内容が全体的によくなかった。落ちて当然だと思う。もうちょっといい碁を打たないといけない」とリーグ全体を振り返った。来期に向けては「リーグに入るのも大変なこと。とにかく一生懸命やるだけですね」と話した。(村上耕司)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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