沖縄県竹富町の西表島で15日、戦時中に強制疎開でマラリアにかかって亡くなった人たちの慰霊祭があった。島の慰霊碑は台風被害などで破損していたが、全国からの寄付で修復された。
西表島の南部、南風見田(はいみだ)に慰霊碑「忘勿石之碑」がある。太平洋戦争末期、島の南にある波照間島から軍命で西表島に強制疎開させられた人たちがいた。西表島は当時「マラリアの島」と呼ばれるほどの有病地帯で、疎開した波照間の人たちも病に倒れた。
竹富町史によると、当時の波照間島の人口は1671人。帰島後も含め、552人が亡くなったという。
1945年、西表島に疎開し…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment