強盗殺人から12年、最後にタクシー乗った男はどこに 情報呼びかけ

緑川夏生

 新潟市東区の路上でタクシー運転手の阿部次男さん(当時63)が殺害され、売上金などを奪われた強盗殺人事件が今月、発生から12年を迎えた。解決に向けて、有力情報に最大300万円の捜査特別報奨金が支払われる事件にも指定されている。捜査の進展へ、県警は情報提供を求めている。

 事件発生から12年が経った今月1日、新潟東署員ら13人が、東区空港西1丁目の現場の近くにあるスーパーマーケット前でチラシを通行人に配った。阿部さんのタクシーに最後に乗ったと思われる男の客を映した動画も流した。

 阿部さんの妻は「主人は何も悪いことをしていないのに命を奪われた。犯人が青空の下にいると思うと許せない。一日も早く自首してほしい」と語った。

 県警によると、男の特徴は身長165センチ程度でやせ形、小顔。今年は9月末時点で計45件の情報が寄せられたという。情報提供は新潟東署捜査本部(0120・39・1105)へ。(緑川夏生)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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