東京・目黒のみなさん、生サンマをお届けしますよ――。全国有数のサンマ水揚げを誇る宮城県気仙沼港に13日、約2週間ぶりにサンマが水揚げされた。不漁の影響が心配されていた、15日開催の「目黒のさんま祭」にも、生サンマを届けられることになった。
恒例の「目黒のさんま祭」は、東京都目黒区目黒の田道(でんどう)広場公園である「目黒区民まつり」に合わせて開かれる。例年、気仙沼にあがったピチピチの新鮮なサンマを炭火で焼き上げ、無料でふるまってきた。だが、大不漁だった一昨年は、初めて冷凍物に切り替えざるを得なかった。
今年の気仙沼港へのサンマ水揚げは、8月27日の初水揚げ以降、ぱったりと途絶えていた。このため、一時は冷凍物も検討されていた。この日ようやく、待望のサンマ船が入港し、約18トンを水揚げ。例年通り、5千匹の生サンマを運び込む。
菅原茂市長は「例年より小さいが、被災地からの感謝の気持ちを込め、新鮮なサンマをお届けできる。堪能していただきたい」と一安心の表情だ。
とはいえ、いまのところ大不漁…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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