希望する学童保育に入れず待機児童となった小学生が、定員に余裕のある学区外の学童を利用できるようにするために、東京都文京区は今月から、小学校と学童間をタクシーで送迎するサービスを始めた。区によると、公立の小学校と学童でのこうした取り組みは都内初という。
送迎するのは、区立窪町小学校と水道第二育成室(学童保育)。初日の1日は、窪町小で学童の待機児童になった3人が利用した。同校と育成室は2キロほど離れており、子どもの足だと30分以上かかるが、車だと約10分で行ける。利用は無料で、タクシーには育成室のスタッフが同乗する。
区によると、自宅の住所や通う小学校ごとに、利用できる育成室は異なる。同校周辺では今春、区内で最多の約20人の待機児童が出る見込みという。一方、待機児童の少ないエリアもある。4月に新設した水道第二育成室では20人以上の空きが確保できたため、同校の待機児童を受け入れることにした。
区では、待機児童が2022…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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