海上自衛隊佐世保地方総監部は23日、勤務時間中後輩や上司に暴行したとして、佐世保弾薬整備補給所(長崎県佐世保市崎辺町)に勤務する40代の男性3等海曹を停職60日の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、3等海曹は6月19日、基地内で後輩隊員に頭突きをして全治1週間のけがをさせた。翌々日には同じ後輩の胸ぐらをつかみ、上司に止められた。約1時間後、この上司が基地の敷地内を歩いているのを見かけ、自身の車で急接近したり、急停車したりした。
海曹は調べに、車の駐車位置や服装のことで後輩と口論になったと説明。上司に対して「仲裁の際の対応が不満で、姿を見かけて怒りが抑えきれなくなった」と話しているという。
補給所の高橋正浩・1等海佐は「重く受け止めている。服務指導を徹底し再発防止に努める」とのコメントを出した。(原口晋也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル