北海道旭川市のバス会社旭川電気軌道が復元を進めている1963年製造の大型3軸バス「MR430」がついに走り出した。21日、同社の共栄バスセンター構内で試運転に成功した。廃車状態から約40年ぶりに走った姿に、見守る社員らから歓声が上がった。
前2軸、後1軸で計6個のタイヤを備えた珍しい構造。今の一般的なバスと比べて約1メートル車長が長く、全長12メートルもある。前輪タイヤで曲がる姿は独特だ。エンジンから白煙を上げ、車庫から出てきた。
68年ごろに、初めて導入された。同社が合併した旧旭川バスの車両で、車内はロングシート。大量の乗客を運べたが、広い交差点しか通れないなど欠点があり、導入したのは3台だけだった。
復元のきっかけとなったのは…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment