2016年4月の熊本地震から間もなく5年。被災からの復旧が進む熊本城で今年も桜が見ごろを迎え、新型コロナウイルス感染防止対策のマスクを着けた花見客らでにぎわっている。
熊本市の熊本城総合事務所によると、熊本地震で一部が倒壊した国指定重要文化財「長塀(ながべい)」は今年1月に復旧が完了。瓦が崩落するなど大きな被害を受けた天守閣内部の一般公開も来月26日から予定されている。
城域内は約800本が咲き誇る桜の名所で、28日まで天守閣周辺の公開時間を午後7時まで延長。午後5~8時は桜のトンネルが美しい行幸(みゆき)坂も一般開放している。同事務所の担当者は「飲酒を伴う花見は控え、マスクなど新型コロナ対策をして熊本城の桜を楽しんでほしい」と話している。(白石昌幸)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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